イマドキの派遣事情
「派遣切り」などという言葉が話題になって久しいです。それは、工場などでの大量採用の場合に顕著に見られます。世界規模で輸出されている製品の製造の場合、その会社の経営戦略次第では工場が丸ごと閉鎖されるようなことも珍しくありません。
やはり、派遣社員としてのキャリアを積み重ねやすいのは少人数採用のプロジェクトです。やはり専門性のある職種です。
現在派遣社員として順調にキャリアを積み重ねている方を見てみても、専門職の方が多いのは事実です。では、どうやればそのような分野へ足を踏み入れられるのかというと、最初はやはり勉強するしかありません。
何事にも「初め」はあります。専門スクールで学んでも構いません。その後、実際の職場で経験を重ねていくのです。
そこで陥りやすいのが、同じ職場での勤務によるマンネリです。馴れた職場で長く働き、馴れきってしまうと、応用が利かなくなってしまいがちなのです。実際、そのような自体に陥ってしまう方も少なくありません。
自分で自分を厳しく律することができる方が大成していくことは、正社員でも派遣社員でもかわりません。
どのような方が職場で求められているかというと、命じられた業務は当然のようにこなし、さらに与えられた指示の本当の意図をくみ取れる方です。そのような方には仕事が集まるといってもいいでしょう。
仕事が集まるということは、「フィールドが広がる」ということです。そのような方は、とても活き活きとしています。
契約更新が求められることは当たり前です。契約を更新せず、意を決して新しいフィールドに踏み出すことができる方こそが、派遣社員として賃金のベースアップを叶える方であるともいえます。
働くフィールドは無限にあります。そのフィールドに適う人材に成れるかどうかが鍵なのです。
派遣社員を教育するような企業はありません。きまった業務にあてがえばいいと考えています。
断言しても構いません、同じフィールドでは一定の成長しか考えられません。
常らに新しいフィールドを見据える方が、今成功している派遣社員なのです。