派遣だからって「蚊帳の外」ではいけない

派遣社員の労働には「契約期間」という決まりが生じます。
そのため、「人間関係」を築くということに対して、元来フェアではありません。
派遣先によっては、「どうせ契約期間だけなんだから」という気持ちを持たれてしまい、自然に敬遠されてしまうこともあります。
その結果、慢性的なコミュニケーション不足が生じ、業務効率を下げてしまう結果に繋がってしまうこともあります。
業務効率が下がることにより、生産性が落ちてしまうと、様々な弊害が生じます。ですが、派遣先の企業は、派遣会社に対して「労働時間」に比例した額の費用を支払っています。残業が生じれば、当然その分を上乗せします。当然派遣先の企業からは不満が上がります。
不思議なもので、コミュニケーションが取れていない相手に対しては、ネガティブイメージを多く持ってしまうものです。
プロジエクトに遅滞が生じた場合、真っ先に批判の矢面に立たされるのは「仲良くない方」つまり、コミュニケーションが不足している方です。
万が一、派遣社員であるあなたに対してその不満が噴出してしまった場合、さらに業務が遂行しにくくなってしまうことはもちろんですが、派遣元の派遣会社に対してクレームが入る可能性があります。
その結果、次の契約案件などを紹介してもらえなくなってしまうかもしれません。
これらはひとつの可能性でしかないのですが、原因はコミュニケーション不足によるものです。あなたのスキルが業務に対して十分なものであったとしても、コミュニケーションが不足していれば、いつでもこのようなことは起こり得るのです。
だからといって、「雑談」をすれば良いわけではありません。
会社には、「仕事」をするために集っています。その場に集まる方々にとって、「仕事」は共通の興味項目なのです。ですから、職場に興味は持ち、他部署の方の仕事にも興味を持ち、自分の業務と同連携しているのかをコミュニケーションを通じて知ることがベストです。
ですから、その職場に立入れば、「自分に関係ない」ということはなにもないのです。

 

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