派遣で働くときの心得
「派遣社員は責任を追わない」という考え方はタブーです。そのような心構えは、簡単に周りにバレます。
派遣社員だから会社の業績を気にしないということではいけません。
派遣社員だからこそ、今勤めている会社の業績を気にするべきです。
そして、与えられた裁量の中で何が最善なのかを考えるのです。
もちろん、裁量は正社員よりも狭い場合がほとんどです。そして、「これがいい」とおもっても、業務上の指揮監督者の裁量でいに沿わない局面も多いでしょう。
ただ、履き違えてほしくないのは、それは「派遣だから」起こることではないのです。
正社員であれ、役員であれ、自分の意向が通せないことは多々あります。
その中で、与えられた指示の中で、最善を尽くすのが「仕事」です。
考えなくても良い仕事などはありません。考えなくていいのであれば、誰がやってもいいのです。学生でも良いのです。
与えられた指示の中で、狭い裁量の中で、何が最善かを常に考えることが、今の時代の働き方です。
個人の「意見」や「意向」は、常に「実績」に裏打ちされるものです。
「結果」や「成果」が伴わなければ、何を言っても「空論」と捉えられます。
なぜかというと、「信頼」出来ないからです。「信頼」は、「仕事」で得るものです。
そして仕事は「積み重ね」です。
これさえ掴んでおけば、どこで何をやっても向上出来ると、確信しています。
支持されたことをやるのは当たり前です。その指示の、「言葉」を額面通りに捉えてしまうと、それ「以上」がない。
与えられたミッションの中に何が潜んでいるのか、会社のためにどう良いのか、考えることで、仕事のクリエイティビティが一気に飛躍します。
もちろん、派遣社員と指揮監督者という構図があるわけですから、上司を差し置いて独断行動すると会社のワークフロー事態が破綻します。
自分のポジションをわきまえ、何が責任なのかを考え、最善を尽くすことで、ようやく「仕事」といえるのです。
それには派遣先の会社に対する「興味」がないと難しいです。
常に興味を持つこと、そして考えること、これが派遣の心構えといって良いのではないでしょうか。